ことし4月以降、大麻とみられるものを所持したとして、札幌大学の柔道部員1人が逮捕、3人が書類送検されていたことがわかりました。

 札幌大学と捜査関係者によりますと、4人は4月以降、自ら使用する目的で、大麻とみられるものを所持した麻薬特例法違反の疑いで、4日までに1人が逮捕、3人が書類送検されました。

 4人は、おおむね容疑を認めているということで、1人が入手したものを他の3人に渡していたとみられます。

 4人の性別、学年などは明らかにされていませんが、すでに2人が自主退学、もう1人も退学の意向を示しています。
 
 札幌大学の柔道部は、部員が約70人、北海道大会で3連覇するなどの強豪ですが、5月中旬まで4週間ほど活動を自粛し、全日本学生柔道優勝大会への出場も見送っていました。

 秋山一二三・事務局長は取材に対し「頑張っている人がいるのに、このようなことになってしまい非常に残念」。これまで公表しなかったことについては「警察の捜査を妨げないためで、決して隠そうとしたわけではない」と話しています。

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