アメリカ国防総省は、三沢基地(青森県)に最新鋭ステルス戦闘機F35Aを初めて配備すると発表しました。F16戦闘機とF35Aを置き換える計画です。

アメリカ国防総省は今後、数年かけて在日アメリカ軍の体制の更新を行う予定で、計画では三沢基地に配備されているF16戦闘機36機をF35A戦闘機48機に置き換えるとしています。

F35はレーダーに捉えられにくい高い「ステルス性能」を備えた最新鋭の「第5世代機」で、三沢基地では航空自衛隊が2018年から配備していますが、アメリカ軍が配備するのは初めてになります。

この計画について林芳正官房長官は、午前の記者会見で次のように述べました。

林芳正 官房長官
「米国は、我が国における在日米軍のプレゼンス(存在感)を維持し、日米同盟の抑止力・対処力をさらに強化するため、三沢飛行場等に配備している戦闘機について、今後数年かけて体制の更新を行うと承知している」

計画では、三沢基地のほかに沖縄県の嘉手納基地に退役する48機のF15戦闘機に代え、36機の新型F15を配備し、数年かけて航空戦力の近代化を進めるとしています。

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