新潟県聖籠町の商業施設に設置された消防用格納箱から消火用ホースの先端1本を盗んだ疑いで29歳の男が緊急逮捕されました。警察は余罪があるとみて捜査しています。

窃盗の疑いで緊急逮捕されたのは村上市勝木の無職の男(29)です。警察によりますと、男は今年6月17日ごろから7月4日までのいずれかで、聖籠町の商業施設の敷地内に設置された消防用格納箱から消火用ホースの先端1本(時価およそ2万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。聖籠町では消火用ホースの先端が盗まれる被害が数十件確認されていて、警察が捜査していたところ男が浮上。4日午前に新発田署管内のインターネットカフェの駐車場で、男の車が止まっているのが確認され、男が戻ってきたところで警察が職務質問したところ、車の後部から十数本の消火用ホースの先端が見つかったということです。

男は警察の調べに対し「消火用ホースの先端を盗みました」と容疑を認めているということです。消防用の格納箱はすぐに消火に繋げられるよう、鍵がかかっていないということです。新潟県内では聖籠町以外にも、胎内市や村上市でも消火用のホースの先端が盗まれる被害が確認されています。警察は換金目的とみて、余罪も含めて捜査しています。

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