長崎県の大石知事が当選した一昨年の県知事選挙を巡り、大石知事後援会が県議会議員後援会から借り入れしたことなどについて、4日市民団体が知事に対し真相を明らかにするよう求める「要請書」を提出しました。

大石知事の後援会は、知事選が行われた2022年2月、県議の後援会から286万円を借り入れていますが、この県議が代表を務める自民党の政党支部はその直前に医療法人など9つの団体から同額の寄付を受けていたことが政治資金収支報告書などからわかっています。

市民団体は、この寄付が迂回献金にあたると指摘したうえで、大石知事に対し速やかに真相を明らかにするとともに責任を明確にするよう求めています。

民主長崎県政をつくる会 山下優子事務局長:
「広く県民にわかるように説明していただきたいと思っております」

市民団体は「要請書」を大石知事と知事の後援会宛に郵送したということです。

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