新紙幣が発行されて、いち早く手にしてみたいという方は多いと思います。

ただ、注意が必要となるのは、新紙幣に対応していない「自動販売機」や「券売機」が青森県内にはまだ多くあることです。

注意が必要! 新紙幣に対応していない「自動販売機」や「券売機」

河村庸市キャスター
「きょう発行されたばかりの新紙幣を駐車場で使ってみます。札を入れると…。このように戻ってきます。まだ新紙幣に対応していないところも多くあるようです」

青森市にある有料駐車場アウトエア安方2丁目です。こちらの精算機には3日、「新紙幣非対応」というシールが貼られていました。こちらの駐車場を含めて県内47か所の駐車場を管理するティーエム管理は、現在9割ほどの駐車場で新紙幣への対応ができていないといいます。

「新紙幣対応のパーツが届いていないのが一番大きい…」

ティーエム管理 三浦 基社長
「新紙幣対応のパーツが届いていないのが一番大きいです。ものによって違うが、年式によってはプログラムをインストールするだけで新札に対応できるものもありますし、古いものはお札を管理する部分全部を交換しないといけないので、一概にいつというのは言えないが遅いものだと年内かかっちゃうかなと」

会社側は現在、部品の交換を急いでいて、全体のおよそ半数は夏祭りが始まる前には改修作業を終えたいとしています。それまでの間は、新紙幣を使わないで済むサービスのPRに努めたいということです。

新紙幣を使わないで済むサービスとは?

ティーエム管理 三浦 基社長
「100円券、200円券というサービス券を販売していて、1割引で買えるので、お使いいただければありがたい」

新紙幣の対応が道半ばとなっているのは弘南鉄道も同じです。券売機の改修は6月下旬に終えたものの、車両の中にある運賃箱は対応が追いついていません。このため、無人駅で乗客が降りるときなどは乗務員が新紙幣と旧紙幣を交換して対応するとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。