減少傾向にある「サケ」の数を増やそうと、青森県深浦町の追良瀬川で地元の子どもたちがサケの稚魚を放流しました。

追良瀬親水公園で行なわれた放流式には、地元の小学校や保育園の子どもたちなど約70人が参加しました。

サケの稚魚は、追良瀬内水面漁業協同組合が、地元の海や川で捕獲したサケの卵に北海道から取り寄せた卵を加えた約214万個からふ化させました。

子どもたちは体長5cm、体重1gほどの稚魚が入ったバケツから「元気に帰ってきてね」と声をかけながら川に放流しました。

子どもたちは
「4年後、また会おうね。帰って来てね。と声かけました」
「食物連鎖の頂点に立つんだぞと声をかけました。大きくなって元気に帰ってくればいい」

川は、17日までの雨の影響で少し濁っていたものの、稚魚たちは元気に海を目指して泳いでいきました。

漁協によりますと、放流されたサケは4年後に川に戻ってくるということです。

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