能登半島地震による施設への被害で、運転を停止していた北陸電力の七尾大田火力発電所1号機が補修工事を終え、2号機と合わせ全面運転を再開しました。

七尾大田火力発電所の1号機と2号機は、元日の地震でボイラーの管に変形やひび割れが確認されたほか、タービンや発電機の部品なども損傷し運転を休止しました。

このうち2号機は5月に運転を再開しましたが、1号機についても補修作業に加え、予定していた定期検査で稼働に支障がないことが確認できたため、運転を再開しました。

夏場の電力需要が高まる時期を迎え、北陸電力は安全運転に万全を期したいとしています。2024年7月から9月にかけての北陸電力管内の電力需給は、安定供給に最低限必要な予備率を確保できる見通しとなっています。

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