6月下旬、福島県の観光施設で、コイが死んでいるのが見つかり、検査の結果、コイヘルペスに感染していたことが確定しました。

6月22日から28日にかけ、福島県郡山市の石筵ふれあい牧場の池で、マゴイ10尾が死にました。

県の一次検査では、3つの検体のうち、3尾すべてでコイヘルペスの陽性反応が出たことから、国の機関に検体を送り、さらに詳しい検査をしていました。その結果、3つすべての検体で、コイヘルペスに感染していることが、確定しました。

施設ではすでに、コイが移動しないよう対策しているほか、死んだ魚の焼却処分を進めているということです。

県によりますと、コイヘルペスは、マゴイとニシキゴイだけが感染する病気で、人やコイ以外の魚への感染はないということです。福島県内でコイヘルペスの感染が見つかったのは、2018年以来です。

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