新紙幣発行を翌日に控えた2日、1万円札の肖像となる渋沢栄一ゆかりの地・佐久市でセレモニーが開かれました。

佐久市では柳田市長のほか、観光関係者などがくす玉を割って新紙幣の発行を祝いました。

新たな1万円札の肖像となる渋沢栄一は、藍染めの染料を製造販売する埼玉県深谷市の農家の生まれで、10代のころから染物屋が数多くあった佐久市などを訪れていた記録が残っています。

柳田清二市長:
「ゆかりのある方が、お札になることを、市民の皆さんと一緒に喜んでいきたいと思います」

佐久市では、深谷市が全国からくす玉開きの動画を募集し、市のサイトに掲載する企画に、この日に撮影したセレモニーの様子を投稿するということです。

また、渋沢栄一が行商で歩いた道を辿るスタンプラリーを、埼玉と群馬の4市町とともに3日から行い、誘客につなげたいとしています。

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