山口県は2日、自動車税の納税通知書の印刷を委託している事業者が、サイバー攻撃でコンピュータウイルスに感染し、個人情報が流出したことを発表しました。

県によりますと、サイバー攻撃を受けたのはイセトー(京都市)です。今年5月下旬、県はイセトーからコンピュータウイルスに感染したと報告を受けました。その後の社内調査の結果、個人情報の流出が確認されたということです。

流出したのは、自動車税の催告書(2022年度)のPDFファイルで、14人分です。通常、催告書には名前や住所、車のナンバーなどが記載されているということで、県は引き続きイセトーに詳細な報告を求め、適切な対策を行いたいとしています。

イセトーをめぐっては、サーバーなどがランサムウェアに感染。全国の自治体や
金融機関などの業務も受託していて、これまでに大阪府岸和田市や東京都教育委員会などで個人情報の漏えいが確認されています。

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