プロバスケットボール、Bリーグ・新潟アルビレックスBBに、五十嵐圭選手が帰ってきました。
44歳、キャリアの「集大成」と位置付けた挑戦が始まります。

【五十嵐圭 選手】
「選手でありながら、クラブを立て直していくという強い気持ち・覚悟を持って、今回新潟に帰ってくることに決めました」

1日、アルビBBへの加入が発表された五十嵐圭選手。
自身2度目となるアルビの入団会見に臨みました。

新潟県上越市出身で日本代表の経験もある五十嵐選手がアルビBBに加わったのは2016年、36歳のときでした。

豊富な経験を生かして、2019年にはチームをB1中地区優勝に導き、アルビBBの黄金時代を築きました。
その後、2021年に五十嵐選手はB1の群馬へ移籍。
一方でアルビBBは、2023年と2024年と2年連続で降格し、来シーズンはB3で戦うことが決まっています。

【新潟プロバスケットボール 糸満盛人 代表】
「言葉を選ばずに言えば『落ちるところまで落ちた』、何としてもここからはい上がり、頂点を目指す第一歩」

そんな崖っぷちのアルビBBが、チームの立て直す「覚悟」を持った選手を迎えようとオファーしたのが五十嵐選手でした。

【五十嵐圭 選手】
「正直、アルビBB の降格を見ていて、寂しい思い、悔しい思い、いろいろな思いがありました。クラブを再建していく大きな仕事だと思います。簡単ではないと思いますけど、自分たちが一番輝けていた時期に戻れるように、しっかり取り組んでいきたい」

現在44歳の五十嵐選手、年齢について問われると…

【五十嵐圭 選手】
「コートに立って結果を残す、その自信がなければ今ここにいないと思います。鵜沢HCから求められれば40分出る」

【新潟アルビレックスBB 鵜澤潤HC】
「圭さんの良さは長年培ってきた経験。経験してきたものをコートに還元して、それを見た若い選手が刺激をもらって成長できる。そういう環境にもなっていくんじゃないかな」

B3から這い上がる挑戦を自身のキャリアの「集大成」と重ねる五十嵐選手。
「1年でB2復帰」を掲げ、新しいスタートを切るアルビBBの活躍に期待です。

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