ミャンマーの軍事政権が日系企業のイオングループの現地法人に務める日本人男性を拘束したことを受け、林官房長官は男性の健康状態に問題はないとしたうえで、早期の解放を働きかけていることを明らかにしました。

ミャンマー軍事政権は先月30日、国内22の商業施設でコメが規定の価格よりも高く販売されたなどとして、イオングループの現地法人に勤める笠松洋さんら関連業者の4人を当局が拘束したと発表しました。

林官房長官
「現地時間6月30日夜に弁護士が警察署で面会したところでは、当該邦人の健康に問題はない旨、在ミャンマー大使館が説明を受けておりますが、引き続き現地大使館を通じて必要な支援を行ってまいります」

林官房長官は午前の会見でこのように明らかにしたうえで、現地当局に対し、日本人男性の早期解放を働きかけるとともに、「所属企業との連絡と必要な支援を含めて、引き続き適切に対応をしていく」と述べました。

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