長崎県の佐世保実業高校などを運営する学園の女性理事長が、教職員に人格を否定するような暴言などのパワハラをしていた疑いがあることが分かりました。

パワハラの疑いが持たれているのは40代の女性理事長です。関係者によりますと、長崎県の佐世保実業高校では、この理事長が就任した2019年度からの5年間に教職員78人が退職していて、昨年度は全体の3割に当たる21人が退職しました。

学校が今年3月、教職員にアンケート調査を行ったところ、理事長から「無視された」「長時間説教された」「屋上から飛び降りるか聞かれた」など日常的なパワハラを訴える回答が多数あったということです。

また、理事長の言動が原因で精神的な疾患をわずらい退職した教職員も複数いますが、周囲の注意にも聞く耳を持たない態度が続いていたということです。

学校では近く、臨時の理事会を開き、今後の対応を検討するとしています。

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