去年、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が死傷した事件を受けて、陸上自衛隊は4月18日、事件が起きた原因などを盛り込んだ調査報告書を公表しました。

去年6月、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で実弾射撃の訓練中、自衛官候補生が隊員に向けて小銃を発砲し2人が死亡し1人が大けがをしました。

陸上自衛隊が18日に公表した調査報告書によりますと、事件が起きた原因について、この候補生に対して武器を持つことの重要性の自覚と心構えを育てられなかったことや、他の隊員に向けて発砲するという不測の事態を想定していなかったことなどとしています。

その上で今後は、新しい隊員らの心理状態を客観的に監視する「服務指導補助者」を配置するなどして、再発防止に努めるとしています。

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