6月30日夜、北海道江別市で、車同士の接触事故の後に逃走しようとし、相手の男性を転倒させ、けがをさせたとして、79歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、江別市大麻新町に住む79歳の自営業の男です。
 警察によりますと、6月30日午後8時半すぎ、江別市野幌代々木町の片側2車線の市道で、男が運転の軽乗用車が隣の車線の乗用車の前方に割り込み、接触事故を起こしました。
 2台とも停車しましたが、男は、乗用車を運転の50代の男性に運転席の窓枠をつかまれると、車から降りずに急発進。
 ドアミラーにつかまった男性を20メートルほど引きずり、右の肘や膝の挫創、肩の打撲などを負わせた疑いが持たれています。
 そのまま男は逃走し、助けを求められた通行人が「車同士の事故で相手が逃げる際、引きずられて転倒した」と通報。
 警察は、車のナンバープレートの目撃情報などから男を割り出し、翌1日未明、逮捕しました。
 取り調べに対し、79歳の自営業の男は「今回のことは交通事故であって、暴力をふるったことではない」などと話しているということです。
 警察は事故前の男の足取りなどを含め、引き続き調べをすすめています。

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