相模原市の市立中学校の男性教諭が未成年の女子学生のスカートの中を盗撮したとして、相模原市教育委員会から懲戒免職処分を受けました。盗撮した当時、教諭は市立中学校の校長でした。

相模原市の市立中学校の元校長、小泉勇教諭(61)は先月27日、JR横浜線と小田急線の車内や駅構内で未成年の女子学生2人を盗撮したとして、きょう付で懲戒免職処分を受けました。

小泉教諭は靴の中に小型カメラを仕掛け盗撮していて、自身のスマートフォンで映像を確認していたということですが、スマホに学生のスカートの中が写っていることを不審に思った乗客が声をかけ、盗撮が発覚したということです。

小泉教諭は当時、相模原市立中学校の校長でしたが、盗撮が発覚したため教諭になったということです。小泉教諭は現在、東京都と神奈川県の迷惑防止条例違反の疑いで、在宅で警察の捜査をうけているということです。

教育委員会の聞き取りに対し、小泉教諭は「同様の手口で去年12月から10回から12回程度、女子高生や女性を盗撮した」「ストレスから逃げたいという思い、女性に興味関心があった」「教え子にあたる中学生は狙わなかった」と話しているということです。

相模原市は「児童生徒保護者市民の皆様の信頼を失ったことにつきまして心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」としています。

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