イギリスを公式訪問中の天皇陛下は、おととし亡くなったエリザベス女王の墓を訪れ、花を供えられました。

日本時間27日午後11時半ごろ、陛下はウィンザー城に到着し、イギリス王室の礼拝堂である聖ジョージ礼拝堂前で集まった人たちに手を振られました。

出迎えた首席司祭と挨拶したあと、おととし亡くなったエリザベス女王とその夫であるフィリップ殿下の墓に花を供えるため、礼拝堂に入られました。

今回の訪問は、陛下の思いから、私的に行われたということです。

陛下はオックスフォード大学留学時、エリザベス女王からバッキンガム宮殿やバルモラル城に招待を受けるなど交流を深め、慕われていました。

今月、イギリス出発前の会見で、女王が亡くなり再会できなかったことについて「心残りです」と述べていた陛下は、墓に花を手向けて女王を偲ばれていました。

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