美術家・中村邦夫さん(52)は、能登半島地震で壊れた被災者の器を伝統技法「金継ぎ」で修復するボランティアを行っている。中村さんは器を直すことは「その人の思い出や記憶を直すこと」だと話す。復興への苦悩と決意。「金継ぎ」された器には被災者それぞれの物語がつまっている。

輪島市の朝市通り周辺の大規模火災で店を失った田中宏明さん(33)が修復依頼したのは、火事で焼け残った伝統工芸品の“珠洲焼”だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。