イギリスを公式訪問中の天皇皇后両陛下が晩さん会に臨まれ、チャールズ国王の歓迎のスピーチに対し、天皇陛下が答辞を述べられました。
日本時間の午前5時前、ロンドン中心部のバッキンガム宮殿で、チャールズ国王夫妻が主催する晩さん会が始まりました。
天皇皇后両陛下は、この日、国王から贈られたイギリス最高位のガーター勲章をつけて出席されました。
皇室とイギリス王室は、第2次世界大戦で一時、交流が途絶えましたが、徐々に再開し、両国の友好親善を推し進めてきた歴史があり、国王が歓迎のスピーチを行いました。
チャールズ国王
「今宵、両陛下をお迎えできることを大変嬉しく思います。英国にお帰りなさい」
これに対して、陛下は答辞、「おことば」を述べられました。
「日英両国には友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありましたが、私の祖父や父が天皇としてこの地を訪れた際の想いがいかばかりであったかと感慨深く思います」
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