尾道市で去年8月、内縁の妻をホウキで殴るなどして死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判で、広島地裁は25日、男に懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと、男(66)は23年8月、尾道市の自宅で同居していた内縁の妻(当時66)に、複数回ホウキの柄で殴るなどの暴行を加えてけがをさせ、出血性ショックで死亡させました。

これまでの裁判で男は起訴内容を認めていました。

判決で広島地裁の後藤有己裁判長は「高齢で骨粗しょう症をり患している被害者にほうきの柄で殴打するなどしていて、頭部などへの暴行を加えていないとしても、その暴行は執拗、悪質で危険なものといえる」などとして、懲役6年(求刑・懲役7年)の実刑判決を言い渡しました。

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