大分市にあるレゾナックドーム大分で屋根を動かすために必要なワイヤーロープに老朽化した箇所が見つかり、少なくとも年内は屋根の開閉ができなくなりました。

県によりますと、ドームの屋根を開閉するワイヤーロープは年に1度、委託業者が目視による点検を行っています。

今年3月の点検で、20本のロープのうち2本に交換基準となる数の断線が見つかったことから、およそ半年にわたり詳しい調査を行うことになりました。これにより、少なくとも年内は屋根の開閉ができなくなります。

県は調査の内容を精査し、必要であればワイヤーロープの交換作業に取りかかるということで「利用者に迷惑をおかけして申し訳ない。調査へのご理解をお願いします」とコメントしています。

ドームでは、2010年に制御装置の不具合により、およそ半年間屋根の開閉ができなくなりましたが、ワイヤーロープの点検による開閉停止は初めてです。

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