24日午前8時20分ごろ、山口県岩国市のJR山陽線・由宇駅で、出発を待っていた普通列車の床に、粉のような不審物があるのを運転手が見つけました。

JR西日本と警察によりますと、出発を遅らせて不審物を回収しましたが、危険物ではないとみられています。列車は午前8時37分由宇駅発糸崎駅(午前11時13分着・広島県三原市)行きの3両編成で、乗客は8人いましたが、体調不良などを訴える人はいないということです。

また午前9時15分ごろ、この影響でJR山陽線・通津駅(岩国市)に停車していた列車(岩国駅午前8時46分発・新山口駅10時44分着、4両編成)内からも不審物が見つかりました。

白いビニール袋に何かが入っているのを、乗客がみつけたということです。JRでは、不審物の可能性もあるとみて回収しましたが、乗客の落とし物だったということです。

警察はいずれも事件性はないとみていますが、この影響で上下線合わせて3本が最大で約2時間10分遅れ、約150人に影響が出たということです。

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