元・大阪維新の会の笹川理大阪府議(43)に対する虚偽告訴の疑いで書類送検された大阪市議の女性について、大阪地検は6月17日付けで不起訴処分としました。

 大阪維新の会の大阪府議団の代表だった笹川理大阪府議は、今年1月、同じく維新の宮脇希大阪市議(37)に対し、虚偽告訴の疑いで刑事告訴しました。

 大阪府警は5月、宮脇市議を書類送検し、以降は大阪地検が捜査を進めていましたが、地検は6月17日付で宮脇市議を「不起訴処分」としました。理由については明らかにしていません。

 笹川府議と宮脇市議をめぐっては、笹川府議から宮脇市議へのセクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントが認定され、大阪維新の会が笹川氏を除名処分としています。

 宮脇市議が笹川府議から性的暴行を受けたとして被害届を出し、書類送検されていた件についても、大阪地検は17日付で笹川府議を「不起訴処分」としています。地検は理由については明らかにしていません。

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