7月1日にオープンする青森市の新しい総合体育館「カクヒログループスーパーアリーナ」。市内のスポーツやイベントでの中心的な施設となるアリーナの内部が、21日に関係者に披露されました。

青森市の青い森セントラルパークに整備された「カクヒログループスーパーアリーナ」は、総工費約86億円。延べ面積1万2000平方メートル余りとなっています。

倉島彩能記者
「こちらのメインアリーナでは、LED照明を使った演出が自動で組み込まれていて、競技ごとに違った演出を楽しむことができます」

2000平方メートルの広さがあるメインアリーナは、バスケットボールやバレーボールなどのプロスポーツの公式戦に対応していて、来シーズンから「青森ワッツ」のホームアリーナになることが決まっています。

また、メインアリーナとサブアリーナの間には、「ヨリドマ」と呼ばれる雨を遮る屋根つきの空間が整備されています。

館内には、子どもたちが楽しめるよう、県内最大級のキッズルームも設置されていて、幅広い年代が利用できる施設となっています。

このほか、館内には4000人分の備蓄物資を保管できる防災備蓄倉庫や、マンホールのトイレが設置されていて、防災拠点としても活用されることになります。

青森市総合体育館 今野淳一館長
「多目的に使えるようになっていますので、個人利用としても運動のみならず日常の生活の中の一部としてご利用いただけたらと思います」

「カクヒログループスーパーアリーナ」は、6月23日に一般向けの内覧会が行なわれ、オープン日の7月1日にはセレモニーのあと、正午からアリーナが無料開放される予定です。

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