大阪・箕面市の上島一彦市長が市議会で「万博行くなよ」などと発言しヤジを飛ばしたことについて、市長は発言を撤回すると明らかにしました。

 大阪維新の会に所属する箕面市の上島一彦市長は6月19日の本会議で大阪・関西万博への子どもの招待事業について中止を求めた市議に対し、「万博行くなよ」「出入り禁止や」などとヤジを飛ばしました。

 これに対し上島市長は、20日に議会で不規則な発言をしたことについて、謝罪した一方で、「撤回いたしません。本心が思わず出たもの」だとして撤回しない意向を示していました。

 21日に上島市長は「たくさんのご意見を賜り、発言内容が万博のイメージを悪くしてはいけないこと。万博に対して不安を感じている人も一定数いることを改めて理解し、そのような方にも是非、万博を体験してもらいたい」、「大阪維新の会の吉村代表からの助言もあり、不規則発言を撤回することとしました」などと話しました。

 また市長はヤジを飛ばした市議に対して不規則発言を撤回する文面を渡しているということです。

 いわゆる『万博出禁発言』については、吉村代表は今年の3月に万博を批判する特定のコメンテーターに対し「出禁にしたろうかな」と発言し、のちに撤回・謝罪しています。

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