今シーズン、開設が予定されている宮城県内13カ所の海水浴場を対象に県が行った水質検査の結果、いずれも安全性に問題がなかったことが分かりました。

宮城県は5月から6月にかけて、この夏に開設を予定している県内8つの市町にある13カ所の海水浴場を対象に水質検査を行いました。検査では、大腸菌の数や透明度油膜の有無などを調べましたが、いずれも国の基準を満たし安全性に問題がないことが確認されました。

また、放射性物質も検出されませんでした。

13カ所の海水浴場は7月中旬からオープンする予定で、このうち仙台市若林区の深沼海水浴場は、震災後初めて本格的な海開きとなります。このほか開設を予定しているのは気仙沼市の小田の浜、大谷、小泉、南三陸町のサンオーレそではま、石巻市の白浜(北上)、網地白浜、十八成浜、荒浜(雄勝)、東松島市の月浜、塩釜市の桂島、七ヶ浜町の菖蒲田、亘理町の荒浜の海水浴場です。

一方、岩礁が見つかった気仙沼市のお伊勢浜海水浴場と衛生面に不安が残る石巻市の渡波海水浴場は今シーズンの開設を見送ります。

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