若者の薬物使用が問題となっていることを受け、広島市の大学で薬物乱用防止セミナーが開催されました。

セミナーは広島市安佐南区の広島修道大学で開かれ、およそ80人の学生が参加しました。

近年、若者の間で薬物まん延が問題となり、ことしに入って、県内でも複数人の大学生が逮捕されるなどしています。

講師を務めたのは県警で薬物捜査に携わる警察官です。

薬物を一度でも使ってしまうと依存に陥ってしまうことやSNSを使った売買で、身近に薬物が存在していることなどを説明しました。

組織犯罪対策第三課 隅田孝行 課長補佐
「いま大学生やそれと同じ世代の間で大麻がものすごく蔓延しております。大麻の危険性を十分に知っていただいて絶対に手を出さないようにしていただきたいです」

県警によりますと、5月末までに大麻取締法違反の疑いで検挙された若者は31人で、去年の同じ時期と比べて8人増えているということです。

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