気象庁は6月21日、近畿、東海と関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。関東甲信は過去2番目、近畿は過去3番目に遅い梅雨入りです。

低気圧や前線の影響で近畿、東海と関東甲信では6月21日の午前から広い範囲で雨が降り、向こう1週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。
このため、

気象庁は午前11時に近畿、東海と関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表しました。近畿と東海は平年より15日、関東甲信は14日遅い梅雨入りで、近畿は過去3番目(梅雨入りが特定できなかった1963年を除く)、関東甲信は過去2番目の遅さです。

梅雨入りが遅くても短期間にまとまって雨が降り、梅雨の間の雨の量が平年より多くなる年もあるほか、最近は西日本豪雨や球磨川が氾濫した熊本豪雨など、梅雨末期の記録的な大雨による災害が目立っています。

すでに梅雨入りしている九州南部の鹿児島県では、21日の午前5時半前に線状降水帯が発生するなど大雨の季節が本格化しています。

非常用の食糧や避難場所など災害への備えを改めて確認しておきましょう。

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