山口市の公務員の男性(60代)が、SNSで投資をもちかけられたことをきっかけに現金2053万円をだましとられる被害に遭ったことが20日、わかりました。

山口県警山口南署によりますと、ことし3月、男性はSNS上で知り合った人物と、投資アドバイザーを名乗る人物から「勝率90パーセント以上を保証する」などと投資を勧められました。

話を信じた男性は、サイトでアカウントを作成し、指示されるまま、11回にわたり、指定された口座に現金1438万円を振り込み、だまし取られました。

また男性はことし4月、SNSで別の人物ともやりとりを始めていて「絶対に損はさせない。取引は安定している」などと暗号資産への投資を勧められ、同様にサイトでアカウントを作成。指示に従って9回にわたり、指定された口座に現金615万円を振り込み、先月までのおよそ2か月の間に、あわせて2053万円をだまし取られたということです。

警察では詐欺事件として捜査するとともに「投資を装ってSNSで金を要求するのは詐欺の手口」と、注意を呼びかけています。

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