不動産投資を持ち掛け山梨県内の3人から現金840万円を違法に預かった罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

奈良県の会社役員 小田亮介被告(37)は友人らと共謀して3年前「元本を保証する、配当金を支払う」などと不動産投資を持ち掛け、県内の男性3人から現金あわせて840万円を違法に預かったとして出資法違反の罪に問われています。

20日、甲府地裁で開かれた初公判で小田被告は起訴内容を認め、検察側は小田被告が友人らに紹介料を支払って出資者を募っていたと指摘しました。

そして小田被告が「何らかの違反があるとはわかっていたが(出資者と)ウィンウィンだと思っていた。立ち行かなくなって元本が返せなくなった」と供述していた調書の内容を明らかにしました。

一方、共犯者として逮捕された3人については不起訴処分となっています。

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