大手タクシー会社の第一交通産業は、太陽光でつくった電力を電気自動車に充電できる「次世代型タクシー営業所」を開設し20日、出発式を開きました。

タクシー200台が電気自動車

次世代型タクシー営業所の出発式には、第一交通産業の田中亮一郎社長など約60人が出席しました。北九州市に本社を置く第一交通産業は、全国で最も多い8000台以上のタクシーを保有していて、このうち約200台が電気自動車です。

次世代型営業所は、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力で電気自動車のタクシーを1日に1台ほど充電できます。

第一交通産業 田中亮一郎 社長
「カーボンニュートラルとかGX(脱炭素化社会の構築)にどう取り組んでいくか。公共交通として我々が積極的に取り組んでいかないといけないと思って始めました」

第一交通産業は、太陽光パネルや電気自動車のタクシーを増やしていくとともに一般の人も充電できるように環境を整備したいとしています。

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