広島県廿日市市の商業施設で5月、女性客にナイフを突きつけて現金を奪ったとして男が逮捕された事件で、警察は20日、この男を人質強要処罰法違反の疑いで再逮捕しました。

人質強要処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、廿日市市可愛の無職・谷澤紘一容疑者(38)です。

警察によりますと、谷澤容疑者は5月30日午後1時すぎ、廿日市市の商業施設で、店内にいた女子大学生(20代)に、背後から「動くな」と言いながらナイフをつきつけるなどして人質にし、付近にいた客に「お前らどっか行け」などとを立ち去らせ、駆けつけた警察官に対しても「店内の客を全員外に出せ」などと要求した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、谷澤容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。

この事件によるけが人はいませんでした。

谷澤容疑者は5月30日、この女子大生にナイフで脅し現金約5000円を奪ったとして強盗の疑いで逮捕されていました。

警察は事件の詳しいいきさつを調べています。

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