福岡県宮若市の塩川秀敏市長の職員に対する言動が「パワハラにあたる」とする調査報告書がきょう、市議会で可決されました。

宮若市議会ではきょう、塩川市長のパワハラ問題に関する百条委員会の調査報告書が提出され、賛成多数で可決されました。

「運転手やったら自分のスマホ見るんか」
「すみません」
「すみませんですむか!」

報告書では、職員に対する市長の言動のうち公用車の運転手への発言など7件をパワハラ、1件をセクハラと認定し「身の処し方、今後の行動について考えるべき」としています。

これに対し塩川市長はきょう、改めて謝罪したうえで、辞任する考えがないことを明らかにしました。

宮若市 塩川秀敏市長
「認識が非常に浅かったと反省している。働きやすい職場環境を作っていくために、自分自身を変えながら努力していく」

塩川市長は、ハラスメント防止に向けた条例の制定を検討するとしています。

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