79年前の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の慰霊の日を前に、石垣市の小学生が沖縄戦の犠牲者の御霊を慰めるために建立された慰霊碑を清掃しました。

慰霊碑を清掃したのは、石垣市立川原小学校の児童29人で、児童らは学校の近くにある「暁(あかつき)の塔」を清掃しました。

沖縄戦当時、この場所には野戦病院があり、ここで亡くなった日本兵や看護師として動員された石垣島出身の女子学徒など11人の御霊を慰めるため慰霊碑が建立されました。

児童らは慰霊碑を磨いたり、散乱している枯れ葉を集めるなど清掃して、きれいになった後は平和集会を行い、黙祷を捧げ、平和への願いを書いた折り鶴を手向けました。

男子児童
「戦争はやらない方がいいなという気持ちで取り組みました」

川原小学校では毎年欠かさずこの時期に平和への思いを込めて慰霊碑の清掃を行っているということです。

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