17日に山形県上山市で発生した事故で、観光バスを誘導していたバスガイドの女性(39)がバックしてきたバスと電柱の間に挟まれ死亡した。


この事故で、バスを運転していた69歳の男が逮捕され、現在捜査が進められている。

女性の死因は脳破裂。直後の現場写真なども交え、きのう関係者が集まる会議の場で、警察が当時の状況や考えられる事故原因などを説明した。

その詳細をリポートする。

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■事故の概要

現場は直線道路、幅は約6メートル。当時の天候は晴れ。路面はアスファルトで乾燥状態だった。

バスは宿に車寄せ(横付け)しようとしてバスガイドの女性に衝突、電柱にも衝突した。

道路は電柱に向かって若干の上り勾配となっていた。

■現場の状況写真

画面奥に向かって上り勾配。見通しを妨げるものはなし。

■事故直後のバスの停止状況

バスは29人乗りの大型。出入り口に向かってバスを横付けするためにバックし、電柱に衝突。

バスの左後部がへこむ破損。そこが衝突か所。

電柱に衝突したことでリアガラスも割れた。

そしてこの衝突の際、バスガイドの女性(39)が、バスと電柱とに挟まれて、脳破裂で死亡した。

TUYの取材で、現場で笛などは使わずに誘導していたことがわかっている。バス会社社長によると、騒音苦情によって社として使用をしていなかったという。

※今回の現場から苦情が出たわけではない

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