岸田総理はニュージーランドのラクソン首相と首脳会談を行い、安全保障上の秘密情報を交換することを可能にする「情報保護協定」を結ぶことで実質合意しました。
岸田総理
「安全保障分野において、今般、情報保護協定の交渉が実質合意に至ったこと、これを歓迎いたしました」
昨年11月に就任したラクソン首相と岸田総理は初めての会談で、インド太平洋地域での海洋進出を強める中国を念頭に、「情報保護協定」を結ぶことで実質合意しました。
この協定は、両国の間で安全保障上の秘密情報をやりとりする際、お互いの国で情報を適切に保護することを定めたもので、締結により、防衛協力や、防衛装備品の輸出の促進が期待されます。
ラクソン首相は、北朝鮮の核・ミサイル開発や、ロシアと北朝鮮が接近していることに懸念を示し、「日本の近隣にある深刻な問題に一緒に取り組む」と強調しました。
また、政府関係者によると、来月東京で開催される太平洋・島サミット成功に向け、日本の考えを説明したということです。
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