神奈川県逗子市で2020年、マンション敷地の斜面が崩落し、県立高の女子生徒=当時(18)=が巻き込まれ死亡した事故で、遺族の代理人弁護士は19日、安全措置を取るべきだったなどとして管理会社の元担当者に損害賠償を求めた訴訟が東京高裁で和解したと明らかにした。19日付。和解には、元担当者が遺族に謝罪することなどが盛り込まれた。  代理人弁護士によると、遺族が起こした一連の訴訟は終結した。  遺族は、管理会社「大京アステージ」や元担当者に賠償を求めた。23年の横浜地裁判決は、マンション管理人が事故前日、斜面上部に亀裂を発見し安全措置を取るべきだったなどと認定。計約107万円を支払うよう命じた。


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