夏の観光シーズンを前に、観光や外食事業者などに向けた食材の展示会が19日、長野市で開かれました。

色どりも華やかなケーキに、様々な種類のワイン。

様々な商品が展示されたのは、長野市で業務用卸を行うナガレイが開催した「総合食品フェア」です。

全国およそ100社から水産物や加工食品など2500の商品が並びます。

7月24日の土用の丑の日にも食べたくなるようなウナギやカンパチなどの魚介類。

信州サーモンなど長野県産にこだわった商品も多く並びます。

中には、宿泊関係者などに向け、信州名物だけを並べた朝食バイキングの提案も。

訪れた関係者は、担当者から説明を受けながら味を確かめていました。

宿泊業者:
「和食をやっているんですけど、それにとらわれない食材。価格高騰の中でどうやって手作り感を出すかとか、既製品もうまく掛け合わせながら何かできる食材はないかなと思って探しています」

レンジで温めるだけで提供できる食品など、深刻な人手不足の解消にもつながる商品もあり、20日までの2日間で2023年の1600人を上回る来場者を見込んでいます。

ナガレイ取締役・木下清さん:
「インバウンドですとか国内の旅行者が大変多く入ってきています。長野県の食材を提供して、おいしいなとかそういう気持ちえを抱いて頂けて、また次に来て頂くといったきっかけを提供できたらなというふうに思っています」

「総合食品フェア」は、20日は松本市で開かれます。

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