長野県庁を見学に訪れた人に、地震の揺れを体験してもらうコースが新たに設けられました。

県庁に止められた地震体験車に乗ったのは、駒ヶ根市の東伊那(ひがしいな)小学校の4年生11人です。

県では、地震発生時に、自分や家族の命を守るための行動を考えてもらうきっかけにしてもらおうと、県庁見学の中に地震体験コースを新設しました。

19日は、子どもたちが4人ずつのグルーに分かれて、震度5弱の揺れを20秒間体験し、机の柱にしがみついて揺れに耐えていました。

体験した小学生:
「5弱だけど、すごく揺れてびっくりした」

体験した小学生:
「ちゃんと予防しとかないとなと思いました」

子どもたちの後には、県職員が、今年の元日に起きた能登半島地震と同じ震度7の揺れを体験しました。

記者も体験してみると・・・。

橋詰記者:
「激しくなってくると、お尻も浮いてしまうぐらい揺れますね。机を持っていても体が持っていかれてしまうような揺れです」

県職員:
「古いおうちとか、ブロック塀とかは倒れるので、近くにいると下敷きになっちゃうかもしれないので、地震が来たらすぐに離れてください」

体験後は、県の職員がこれまでに国内で発生した地震の被害などを説明し、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。