子どもをつい叱ってしまった。あるいは、どうやって褒めたらいいのかわからない。
子育ての悩みを抱えた保護者が参加して、子どもとの関係作りを学ぶ講座が長野市で始まりました。


「まず何をするかっていうと、まずは観察です」

「親子関係スキルアップ講座」は、園児や小学生を持つ保護者を対象に、市が企画したもので、子育てや親子関係のコツを4回に分けて学びます。

1回目の19日は、「観察上手になろう」をテーマに、市内で親子の関係作りなどをアドバイスしている花石多希子(はないしたきこ)さんが話しました。

花石さん:
「子どもの行動を3つに分けます」
「いいところは褒めるとか、努力しているところはもうちょっとできるようになるまで待つとか、指示の出し方を変えてみるとか」
「そして最後困ったところは環境を整える」

18人の参加者は、自分や子どもの「いいところ」や「努力しているところ」などを書き出して現状を把握し、参加者同士で発表し合うなど、子育ての悩みを共有していました。

講師・花石多希子さん:
「自分の子育ての悩みが、実は隣りの方の解決策につながることもあるので、もし子育てで気になってる方がいらっしゃったら講座に参加していただいて、同じような悩みとかを感じてる方々と出会うきっかけにしてもらえればありがたいなと思っています」

講座は7月まで開き、秋にも同じ講座を開催する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。