再建工事中の首里城正殿の屋根に取りつける「龍頭棟飾」(りゅうとうむなかざり)の一部が焼き上がり、18日に南城市にある工房で窯から取り出す作業が行われました。

「龍頭棟飾」は首里城正殿の屋根の中央と両端のあわせて3か所に取り付けるもので、一体につき200以上のパーツを組み合わせ完成を目指しています。

製作している南城市の工房では、20時間以上焼き上げた頭やうろこ、ひげなど、およそ50のパーツを職人たちが取り出し、ひび割れがないかや焼き上がりの色など出来栄えを確認していました。

県の首里城復興課によりますと、本焼きの作業はことし11月まで続けられ、その後、首里城で組み立てが行われる予定です。

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