ハラスメントの防止に向けた研修会が仙台市議会で開かれ、議員と職員が、実例をもとに注意点を学びました。

仙台あさひ法律事務所 栗原さやか弁護士:
「みなさんも親しくなればついやってしまう可能性はどこにでもある。やってしまったときに相手からのレスポンスがないと、どんどんエスカレートするというのは誰でもリスクを持っている」

仙台あさひ法律事務所 栗原さやか弁護士

研修会では、仙台市職員のハラスメント外部相談窓口となっている仙台あさひ法律事務所の弁護士が講師を務め、「ハラスメントの種類や内容は、時代によって変化するため、常にアンテナを高く保つ必要がある」と呼びかけました。

また、神奈川県藤沢市が行った実態調査の結果をもとに、職員が市議会議員から「お前じゃ話にならない」「所詮この程度」など高圧的に対応された実例が紹介されました。

樋口典子仙台市議:
「(議員は)権力を持っていて、何でもできると誤解をしやすい職務があると思うが、人間関係をお互い社会人として知らなければいけない、やらなければいけないことを再認識しなければいけない」

樋口典子仙台市議

研修会は仙台市議会の女性議員でつくる団体が主催し、市議と市職員の希望者合わせて40人が参加しました。

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