福岡市西区の小呂島の漁港で、生きた「リュウグウノツカイ」の幼魚が見つかりました。
幼魚はその後すぐに死んでしまいましたが、マリンワールド海の中道では、今後、標本にすることを検討しています。
6月13日正午すぎ、小呂島の漁港の岸から2メートルほど離れた場所で見つかったのは、体長20センチほどの生きた「リュウグウノツカイ」の幼魚です。
発見したのは、マリンワールド海の中道の岡村峻佑さんです。
この日、調査のために小呂島を訪れていた岡村さんは、船の上で休憩していたときにリュウグウノツカイを見つけたということです。
リュウグウノツカイは銀色の細長い身体に、赤いひれが特徴です。
岡村さんは、リュウグウノツカイが海を泳ぐ姿を見つけたのは初めてで、非常に驚いたと話します。
岡村峻佑さん
「最初は木の枝が浮いていると思いましたが、赤いひれに気づき、船の上を走り回るほどびっくりしました」
このリュウグウノツカイの幼魚は、慎重に捕獲されましたが、捕獲から約2時間後に死にました。
マリンワールドは、このリュウグウノツカイについて、今後、標本にすることを検討していて、現在、色などが落ちないように海水に入れて冷凍保存しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。