青森県深浦町で18日、最大の出力が一般家庭の約5万2000世帯分に相当する大規模な風力発電所の竣工式が行われました。

約2年間の工事期間を経て完成した「グリーンパワー深浦風力発電所」は、2月3日から商業運転をしていて、18日は、北金ヶ沢地区で竣工式が行われました。

式では、吉田満町長をはじめ約100人が参加し、関係者がテープカットをして施設の完成を祝いました。

発電所では、直径114mの風車が19基設置されていて、最大の出力は一般家庭の約5万2000世帯分に相当する7万9800キロワットで、全て東北電力ネットワークに売電されます。

深浦町 吉田満町長
「一次産業の振興、特に農林水産業の振興にこの風力発電はそうとう寄与する。関連産業が、これから構築されるだろうから、これが第一歩と考えている」

グリーンパワー深浦 坂木満代表社員
「会社としては、青森で2つ目の風力発電所で、会社にとっても深浦の地元にとっても影響があるのではと思っている」

風力発電所の稼働により年間約9万1000トンの二酸化炭素の削減効果が見込まれているということです。

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