鹿児島県の薩摩川内市の工場でバラセメント車のタンクが爆発し、作業をしていた運転手の男性が亡くなりました。

薩摩川内警察署によりますと、6月18日午後1時半ごろ、薩摩川内市里町(さとちょう)にある生コンクリート工場で、材料のセメントを運んできたバラセメント車のタンク部分が爆発しました。

爆発の音を聞いた工場の従業員が車の下に倒れて意識がない男性を見つけ、消防に通報しました。

この事故でバラセメント車の運転手で薩摩川内市下甑町長浜(しもこしきちょう・ながはま)の会社員・下野大蔵(しもの・たいぞう)さん(66)が、意識不明の状態で鹿児島市の病院にドクターヘリで搬送されました。下野さんはおよそ3時間半後に死亡しました。

下野さんは車の近くでひとりで作業をしていたということで、警察は、バラセメント車のタンクが爆発した原因を調べています。

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