広島市の市立保育園で2022年、保育中の男児=当時(5)=が近くの放水路で溺死した事故で、市に計約8800万円の損害賠償を求めて提訴した両親が18日、記者会見を開き「同じような悲しみを二度とつくってほしくない」と述べた。  市は男児がいないことに保育士が気付いてから、約1時間後に110番があったと説明していた。両親は「姿が見えなくなってから約1時間後の通報は遅すぎる」と園側の対応を非難。フェンスの設置といった市の再発防止策に「命が失われる前にするべきだった」と訴えた。  事故は22年4月、広島市西区の市立保育園近くの放水路で発生した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。