市内電車やバスなどが行き交う富山市の公共交通の要所、南富山駅周辺の再整備を進めるため、市と富山地方鉄道が連携協定を結びました。
富山市の藤井市長は、富山地方鉄道の中田邦彦社長と南富山駅周辺の再整備に向けた連携協定を結びました。
南富山駅は、鉄道や市内電車、バスなど公共交通の結節点で、市内で３番目に利用者が多い駅です。
しかし、駅前広場は道路や駐車スペース、歩道などの区切りがなく、歩行者の安全性の確保などが課題となっているほか、周辺には、人が集う拠点施設もありません。
市は、今後、駅周辺の土地を所有する富山地鉄と連携しながら、再整備の基本計画を検討し、交通問題の解消と周辺の魅力向上を目指します。
富山地方鉄道 中田邦彦社長：「地域外から来られる方もたくさんおられるので、そこである程度時間を過ごせるような施設だったり公園みたいなものができればいいなと思っている」
市は、来年度中に基本計画をまとめる予定です。
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