鹿児島市の認定こども園の保育士が園児を切りつけた事件をうけ、下鶴市長は「絶対にあってはならないこと」と述べました。

(鹿児島市・下鶴隆央市長)「子どもたちの安心安全が最も配慮されるべき認定こども園で発生した事案については、絶対にあってはならないことであると考えている」

この事件は今月7日、保育士の笹山なつき容疑者が、鹿児島市の認定こども園で2歳の男の子の首を切りつけたとして殺人未遂の疑いで逮捕・送検されたものです。

市は開会中の市議会に、保育士の配置基準を改める条例改正案を提案していて、可決されれば経過措置はありますが、1人が受け持つ子どもの数は満3歳なら20人から15人に変更されます。下鶴市長は、基準より手厚く配置した園には運営費の加算を増やす方針です。

一方、鹿児島市は、今回の県知事選挙で鹿児島玉龍、鹿児島商業、鹿児島女子の3つの市立高校で、初めて生徒を対象にした期日前投票を行うことを明らかにしました。

将来的な若者の投票率アップが目的で、選挙期間中に1日だけ、1時間程度実施する予定です。対象は満18歳になった生徒と教職員のみで、地域住民は対象外です。

県選管によりますと、知事選では曽於市の曽於高校と南さつま市の鳳凰高校でも生徒らを対象とした期日前投票が行われます。

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