女性を殺害し遺体を遺棄した罪などに問われている男の初公判で、男は起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますと、住居不定 無職の山下克己被告56歳は、同じく住居不定 無職の天池由佳理被告39歳とともに、おととし3月、車の中で愛知県稲沢市の介護助手 門田典子さん(発見当時40歳)を殺害した殺人の罪や、門田さんの遺体を愛知県東浦町の畑に埋めた死体遺棄の罪などに問われています。

山下被告と天池被告

16日、名古屋地裁で開かれた初公判で、山下被告は「すべて違います」と起訴内容を否認しました。

続く冒頭陳述で検察側は、「金を求めて暴行し、その口封じのために山下被告が殺害を決めた」と指摘しました。一方、弁護側は山下被告に犯行の動機がないことや、証拠に信用性がないとして無罪を主張しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。