しなの鉄道北しなの線の黒姫駅で、16日午後、上りの普通列車が、運転手の確認ミスで、定刻よりおよそ1分早く出発していたことが分かりました。
続く3つの駅でもそれぞれ1分早く出発していましたが、乗客からの申告がないことから、乗り遅れた乗客はいないとしています。

しなの鉄道によりますと、16日、北しなの線の妙高高原駅午後3時53分発長野駅行きの上りの普通列車が、本来は黒姫駅を午後4時3分に発車するところを、およそ1分早く出発しました。

運転手が、手元の時計の秒針しか確認せず、本来は1分30秒間停車するところを、30秒間の停車で発車したことによるものとしています。

列車は、続く古間駅、牟礼駅、豊野駅もそれぞれおよそ1分早く出発していて、次の三才駅に到着したところで、運転手が気づき、定刻の発車時刻まで待ってから、運転を再開させたということです。

古間駅、牟礼駅、豊野駅でも、秒針しか確認していなかったということです。

この列車には、およそ30人の乗客が乗っていました。

17日の午後4時現在で、列車に乗り遅れたとの申告はないということです。

しなの鉄道では、今回の事象を全社員に周知して、再発防止に向け、教育・指導の徹底に取り組むとしています。

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